学校で東洋医学を学べてとてもしあわせ。
だけど、時々もどかしいことがある。
それは、「五臓のバランスのいびつさがもたらす良さとか個性」について触れられていないこと。
もちろんまだ1年生だから、これから習っていくのかもしれないし、
はたまたわたしが言っていることがとてもマニアック・もしくは不必要なことで習わないものなのかもわからないけど。
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わたしは四柱推命や運気学といった、占い的なものが少しできる。
四柱推命は「干支」を使って占う。
干支というと年賀状が思い浮かぶけど、
実は年だけでなく、月にも、日にちにも、時間にも干支がある。
生まれたその瞬間の干支は、生まれて初めて吸い込んだ空気の成分を陰陽五行で示す。
そこからその人の生まれ持った可能性を推察するのが四柱推命の考え方。
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そう。陰陽五行。
「干支」ってつまりは「十干」と「十二支」。
十二支は皆さんご存知の、「子丑寅卯……」ってやつ。
十干は「甲乙丙丁……」ってやつ。
これって実は十二進法と十進法の数の数え方なんだけど、
その数字に木火土金水×陰陽が割り当てられてるってわけ。
十進法の「干」を抜き出してイメージしたらこんな感じ。
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四柱推命(特にわたしの見方)では、
命式表(その方を構成する干支を書いた表)の中の特出したひとつの要素だけに着目するのでなく、
その方を構成しているすべての要素のバランスをみることを重視している。
また、すべての要素には等しく良い面と注意点とがあるので、
「どういう命式だとすばらしい」とか「どうだからいけない」ということは決して!ありません!
「すべての命式がすばらしく、ありのままで完成されているものである」という思いを込めて鑑定しています。
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……と、こういう見方を習ってきたし、
こういう気もちで鑑定しているから。
学校で今のところ「五臓」の病症とかは習ってるけど、
「肝木が強いひとの良さや個性」とかには触れられないから(医療学んでんだから当然っちゃ当然だけど)、
クラスメイトと話をしていて「脾の悪いひとってこんな感じ」みたいな話になったときに、
なんかすごくもどかしさがあるの!!!!!
(混乱を招いたらいけないから、学校で習ったこと以外のことは言わないようにしているわたし!)
特に、肝木が強いひとって、
病症的にはいつも怒ってるみたいな、ヒステリックなイメージあるけど、
(陰陽で違いはあるけど)そもそもの性質はザックリ言うと、
「いろんなことに興味津々で好奇心旺盛」ってところ。
調子悪いと気が散っちゃうけど、うまく活かせたら超パワフルでみんなのお助けマンになる。
「本人が困ってる部分を単に抑えるだけじゃなくて、良さを活かしていける治療をできたらいいな」って、
そんな、1年前に考えていた初心に戻ってきた。
わたし自身も、自分の性質を乗りこなすコツを身につけていきたいの。
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ここまで書いて思ったけど、
わたしやっぱりめちゃくちゃ東洋医学…というか東洋思想がすきなんだな。
1年次は毎日が必死で、それこそわたしの心火と脾土のわるいとこが出まくってたけど、
最近調子良くて(からだはあんまり良くないけど、とにかくこころが元気だ)ほんとめちゃハッピー野郎。
しかも落ち着いて自分を俯瞰できている、と思う。
2年次では、治療法とかも学んでいくらしいけど、
学校で習う基本を大切にしつつ、
相手の良さを活かすことも意識して学んでいけたらとってもたのしいなと思う。
わたし自身も自分らしく、がんばります!
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